第61回『風林火山』
どんな自分の欠点も、
ポジティブに言い換えてくれる
心理カウンセラーの方
（飽きっぽい⇨切り替えが早い
いい加減⇨大らか
人見知り⇨慎重 など）
とお話する機会があったので、
私の思う、自分の欠点を喋ってみたところ、
黙られてしまいました。
みなさん、こんにちは。
孤高のラーメン戦士です。
最近チェーン、攻めてます。
『風林火山』さん、お邪魔します！！
風林火山といえば、
小さい頃よく母親ときたラーメン屋さん。
リトル孤高のラーメン戦士にとって
『ラーメン屋さん』といえば
ここだったのです。
店名にちなみ、武士系のネーミングの
ラーメンが並びます。
誘惑に耐えつつ、いつものごとく
『あっさり醤油ラーメン』を探します。
なに！！？
醤油ラーメンだけで、このラインナップ！
他にもまだまだありました。
メニューの多さ、
これはチェーンの魅力のひとつでもありますね。
迷ったらシンプルに。
お姉さん、『醤油ラーメン』一丁、、、！
醤油ラーメン 700円
さらに、、
中華丼も頼んじゃいました。
いやあ、ここのラーメン。
懐かしいです。
蘇る母との思い出。
そう、あっっっついんでしたね、
ここのラーメン。
とにかく熱々！それがおいしいんです。
一口目でおってしまった全身火傷の痛みに
耐えながら、一口、また一口。
うん、これこれ。
黄色い中太麺、炒め野菜の香ばしさ。
おいしいよ、お母さん。
醤油味自体は角が全くなく、
非常にまろやかで食べやすい。
デフォのコショーのスパイシーさも特徴。
10年以上ぶりに食べてもおいしいです。
、、、、、
さあ、
みなさん、、、
昨日のm-1グランプリはみましたか？（笑）
私にとって一年で最も大切な日。
はい、
興味のない方はここで閉じてください。。
キングオブコントのとき同様、、、
語ります！
まず、今年のm-1は
例年よりネタのレベルがぐんと上がり、
年々漫才というものは進化しているなあという
感想をもった反面、
ここが多分優勝だろ！
という、突き抜けた勢い、おもしろさを
もったコンビがいなかった、という印象。
あくまで、個人的感想です。
以下、出場順。
1.ゆにばーす
結果 ８位
個人的順位 ２位
世間では知らない人の方が多いのでは。
個人的に、密かに上位に食い込むだろうと
睨んでいたコンビ。
見た目と、ボケのパンチ力で『変化球』と
思われることもありますが、やってることは
きちんとしたボケにきちんとツッコむ正統派。
おもしろかったです！！！
今回、私が審査員の点数に対して『低ーっ！』の
感想が出たのはこの組が唯一でした。
トップバッターとは思えないほどの落ち着き、
笑いも取りたいところでしっかり取る、
『一階』の上手な天丼で、ネタに立体感を
持たせるテクニック、
翼の折れたエンジェルの破壊力もバッチリ。
トップバッターじゃなければ最終決戦も
夢ではなかったのでは、、、？
残念です。。。
2.カミナリ
結果 ９位
個人的順位 ９位
2大会連続のファイナル。
確固たるカミナリスタイルがあるだけに、
最大のライバルは必然的に
『去年の自分たち』になってしまいます。
案の定、手の内がバレてしまっていることで
盛り上げきれなかった印象。
去年、オール巨人師匠に
『このネタならもっと後半たたみかけれる』
と言われたのを覚えていたのか、
後半はガシガシたたみかけてきましたね。
ただ、前半のほぼ半分をネタ振りに費やす
このスタイルだと、会場が温まりきってない
2番手だと、見ている方がハラハラしてしまう
ということもあったりなかったり。
結局、その前半の『しんどいタイム』が
ちょっとしんどかったかな、と。
こんな感じでいろんな要素が重なって
途中から、あ〜〜〜カミナリ残念！
と思ってしまいました。。
あとやばいくらい緊張してましたね。
手が震えていたし、いつものテンポより
早かったです。
3.とろサーモン
結果 １位
個人的順位 １位
ずっとずっと決勝にあがれず、
ラストイヤーに悲願の初決勝、そして優勝。
大好きなとろサーモン、おめでとう！
おもしろかったですね〜〜。
私的には1本目は3番目、2本目は
もうダントツの1位、という感じ。
2年前に敗者復活戦でバカウケした
『続行』『継続』『芋神様』を
2本ともにちりばめてきました。
とろサーモンのネタに一番アブラが
のっていたのは（サーモンだけに）
2年前ということなのでしょうか。
1本目は、ネタ振りからひとつのボケまでが
長すぎて、そのあとのボケがその期待値を
上回ってない感を感じてしまいました。
しかし2本目は大爆笑。特に後半、
面白かったです。
ひとつだけ、ひとつだけ気になったのが
最初の肩ぶつかるくだりいる！？という、、
石焼き芋と脈絡ないし（笑）
久保田のゴソゴソッとした喋り方が、
漫才上手！とはなかなか思わせてくれない
のですが（笑）キャラとネタとが
見事にマッチングして、ギリギリ和牛に勝利。
和牛の最終決戦のネタは、
優勝というには少し微妙でしたので
珍しく、納得の優勝です。
結果 同率４位
個人的順位 ５位
敗者復活戦からの生還！
しかし！しかし！、、、
なんか埋もれてしまった感！！（笑）
結局去年のように優勝争いに絡むことはできず
ルール変更で仕方ないとは思いますが、
敗者復活組のいつもの勢いを爆発させることも
できず、、、まあ、もう結果常連なので
もとから決勝メンバーだったんじゃないか
ってぐらい、いい意味でも悪い意味でも
馴染んでたし、パッとしなかったのが残念。
正直、自分の中では去年はスーパーマラドーナ
優勝でいいのではというくらい、
スーパーマラドーナの漫才は大好きなんです。
前半で伏線を張りまくって、
天丼、天丼で、後半に行くにつれて
こちらをあっと言わせる、
『お見合い』『エレベーター』のような漫才。
今回は前半の伏線を後半に回収する、
スーマラギミックの弱さと引き換えに、
これまで課題と言われていた前半に、
後半とは関係ないものの、強めのボケを
たっぷりいれることで『面白い時間』を
長くしたのかなという印象。
でも、、、
個人的にはいつものスーマラがすきです！
もっとすごいのが何かあるのでは？
と思っちゃいました。
5.かまいたち
結果 同率４位
個人的順位 ４位
優勝予想していたコンビ。
勝てばキングオブコントと二冠。
しかし、そう甘くはありませんでした。
おもしろいんですけどねー。
このコンビの発想はほんとに私のツボ。
いつのどのネタを見てもほんっとに面白い。
去年の『USJ』『タトゥー』
一昨年の『人を馬鹿にする』はほんとに
面白くて、なぜ決勝に残らないんだ、、、
と思ってしました。
ただ今回、んー、推しかったですね。
かまいたちならもっとすごい威力の
キラーフレーズが飛び出してくるのかなと
思いきや、なんだか漫才のやり取りの妙で
置きにいったようなネタ、、
偉そうにすみません。。。
6.マヂカルラブリー
結果 10位
個人的順位 6位
唯一誰からも90点台をつけられず
上沼恵美子にはキレられ、、
ある意味一番爪痕は残しましたね。
ファンの1人である私は『野田ミュージカル』を
地上波で見れたことが嬉しかったです。
『算数』の方ならまだ勝ち筋はあったかなあ、
ハマれば絶対おもしろいんですけどね。
会場もそんなにウケてませんでしたね。
7.さや香
結果 ７位
個人的順位 ８位
個人的にあんまり笑えませんでしたが、
テンポ、勢いもよく、わかりやすく、
若手のホープって感じでこれからキそうな予感。
2007、8年のダイアンっぽいとか、
ボケのテイストがチュートリアルっぽいとか
いろいろ言われていますが、
そんなことはないかと。。
確かに天丼もいれつつ、すごいパッションで
乗り切った感じはして、もしかしたら
私はすきではないけど高得点はあるかな？
という気はしました。
でも、そこまで振るわなかったですね。
8.ミキ
結果 ３位
個人的順位 10位
すいません、
よくわかりませんでした。。。
ところどころ、おもしろかったです！
今大会で一番、
私の個人的順位と審査員の順位が
ズレていたコンビです。
9.和牛
結果 ２位
個人的順位 ３位
今年のm-1は和牛包囲網と言われながら開幕、
そして、ずっと一年間優勝候補といわれてきた
実力派コンビ、和牛。
2年連続準優勝。悔しいね。
今回のm-1はみんなネタ的に素晴らしい、
でも突き抜けて爆笑をかっさらうコンビがいない
という状況の中、私が1本目の時点で1位に
つけたのは和牛でした。
このコンビの『女の子ツッコミ』は
私は発明レベルだと思っていて、それが炸裂
そして会場にも審査員にもハマりまくっていた
去年に本当は優勝すべきだったのか。。
完璧なまでにおもしろいあのスタイルの漫才は
私の中ではかなり高い基準になっていて、
今年はそこは超えてこなかったか、という印象。
前半のボケをフリにして、後半にツッコミの
川西が弾けるという新たな試みで、
確かに台本も演じる力も上手でした。
特に１本目はなかなか笑いました。
でも、去年がほんとにほんとにおもしろかった、
これは好みですが、、、なので、、うん〜
このままいけば和牛がとりそうだけど、ん〜
というのが正直な感想。
なのでとろサーモンが2本目跳ねてくれて
本当に良かったとおもっています。
そして和牛はまた一年間、優勝候補として
おもしろいネタを2本用意しなければなりません。
でも彼らならそれができると信じています。
10.ジャルジャル
結果 ６位
個人的順位 ７位
今大会で一番グッときたのが、
らしくない、福徳の悔し涙でしょう。
いやあ〜悔しそいだったな〜。
ジャルジャル、やっぱりおもしろい。
コント職人がつくった漫才って感じ。
あの、人を食ったような発想、やっぱりすごい。
でも、ジャルジャルには、
もっと何かあるのか！？を期待してしまう、
もしかしたら世間のジャルジャルに対する
ハードルは物凄く高いのかもしれません。
おもしろいんですよ、かなり！
練って練って練られたネタ。
でも、大前提である『笑いの量』は
やっぱり和牛、とろサーには明らかに
劣っていたのかな、と。
物凄いギミックの物凄いネタで、
ラストイヤーの来年、
ファイナルまで残って欲しいですね〜！！
ってことで、
結局いいたいのは、、、
ここにのこった今年一番おもしろい
漫才師10組！
全てのネタがやはりおもしろかった。
漫才、すばらしいです。
寝ます。。
ん〜〜〜にょめにょめにょめにょめ
にょめにょめにょめにょめにょ〜〜〜
